０４６９５
２０１５年３月５日生まれ　男の子　
レッド
体重（5/14）：７３０グラム
お父さん★１．５キロ★
お母さん☆２．０キロ☆
成犬時予想サイズ：ティーカップサイズ




私の心は今、
モーレツに激しい感情に包まれています。


この感情はいつかどこかで
味わった事がある感情に近いと思います。


遠い昔に味わった事があるような・・・


この楽しく、甘い感じで、
そして苦しさと切なさが同時におとずれる。


それらの感情が常にグルグルと心をかきみだす。


心地よくもあり、
時おりとてつもない苦しみもおとずれる。


どうすればこの苦しみから逃れられるのか。


いつも一緒にいたい。


いつも眺めていたい。


手をつなぎたい。


抱きしめたい。


自分のものにしたい。


もの？ものではない。


かけがえのない人物。


そう。


初恋です。


思い出しました。


中学生であったかと思うころの甘く、
ほろ苦く、ときおり苦しい初恋。


似ている。


このときめき。


私はまさに今、
この子に恋をしてしまったのかもしれません。


弊社で働くようになり数年がたちますが、
本当にたくさんの子犬ちゃんに出会って、
お客様のもとに送りだしてきました。


はっきり言って、どの子も最高に可愛いです。


小さい子も、大きい子も、
おとなしい子も、元気な子も、
お目目が大きい子も小さい子も、
足が短い子も、スラッと長い子も、
どの子もみんな可愛くて、
みんな分け隔てなく可愛がってきたつもりです。


どの子にも分け隔てなく
可愛がることができたのは、
私自身どの子も心から可愛い、
と思えることができたからだと思います。


保育園の保母さんが園児たちを
わが子のように分け隔てなくかわいがる。


教師がすべての生徒のことを
分け隔てなく考える。


そのような感じでしょうか。


そのように子犬ちゃん達と接してきました。


新しい飼い主様のもとへ
子犬ちゃんを送り出すときは、
どの子であってもさみしいもので、
何年と、何度もそれを経験しても、
さみしいものです。


さみしいですが、
それはわかった上でプロとして、
覚悟は決めてしっかりと
送り出すようにしています。


そして、新しい飼い主様のもとで、
すべての仔犬ちゃんが健康に、
幸せに過ごせるように、
誠心誠意、飼い主様にアフターフォローを
させて頂いております。


しかし、
しかしながら、
この子が私の元を離れてしまうことを
少しでも想像しようものなら、
とてつもない不安にかられ、
心はみだれます。


この子に恋をしているのかもしれません。


私が購入して、家に連れて帰りたいくらいです。


皆様の中にも、
連れて帰ればいいじゃないか、
とお思いの方のいらっしゃるかと思いますが、
家にはすでに愛するワンコが３頭おりますので、
これ以上は増やさない事を誓っています。


そしてこの子を私が手に入れても、
万が一この子だけに愛情が向いてしまう
可能性があることを想像するだけでも
恐ろしくなります。


愛する奥様がいるにもかかわらず、
他の女性を好きになってしまった方は
こんな心境なのでしょうか。
未婚の私にはわかりませんが。


しかし、なぜ私は
この子にこんなにも
心を奪われてしまっているのか？


かわいい仔犬ちゃんはたくさんいますし、
私は毎日、
いろんな仔犬ちゃんと触れあっているので、
仔犬ちゃんに慣れています。
しかしなぜ、この子の虜になっているのか。


確かに恋をするのには理由はありませんが、


そんな事をいっている場合ではありませんので、
少し冷静になって考えてみました。


・・・


なぜだ・・・


わからない・・・


とりあえず、
いつものように抱っこしてみました。


私が近づくと、
この子は私の存在に気が付き、
ムクリと起き上がります。


仔犬ちゃんの中には飛び起きて、
ピョンピョン跳ねてくる子もおりますが、
この子の場合は、
一度私としっかりと目を合わせて、
確認して、
一呼吸入れてから私のもとへやってきます。


そこで私が思う事は、
この子が一呼吸入れているときに、
もしかして私の所に来ないのではないか？
とわずかながら不安がよぎるのです。


とその不安を消し去ってくれるように、
こちらにゆっくりと来てくれるのです。


それから抱っこをする流れですが、
私の動きをわかっているのか、
私のさしだした手のひらに
いつの間にか収まっているのです。


普通仔犬ちゃんなら、
かまってほしくて、
ピョンピョンと人間のほうに
飛んでくることが多く、
少し捕まえにくいことが多いのですが、
この子の場合は、何も意識しなくても、
スッ、と手を差し出せば、
もう手のひらのなかに収まっているのです。


そして、抱っこをされる体勢になっています。
お目目はトロンと力が抜けて
身をまかせています。


私が抱っこをしているというより、
私が抱っこをさせられているのではないのか？


すべてこちらが操られているのではないか、
と思うくらいなのです。


そして抱っこをして、顔を近づけると、
やさしくペロペロと舐めてくれます。


子犬ちゃんにありがちな激しいペロペロではなく
あくまでやさしく、
そのやさしさは、私の疲れを拭い去るとともに、
日々かかえている小さな悩みも拭い去り、
この子がひと舐めするごとに、
心は晴れやかになります。


そしてポジティブな思考になるのです。


まさにこの子は魔法使い。


たくさんの仔犬ちゃんを見てきましたが、
連れて帰りたいと心から思ったのは、
この子が初めてかもしれません。


私がこの子を連れて帰ってしまったら、
仕事をしなくなってしまう危険がありますので、
涙をのんでご紹介をさせていただきます。


お写真でも十分にかわいいのですが、
ご見学をしてみて、
この子と触れ合ってみてはいかがかと思います。
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おまちいたしております！！！