トイプードルを迎える準備

さあトイプードルを飼うぞ!!と決心したものの、子犬を迎える準備や必要なものなど、飼い方は分からないことばかり…実は私もトイプードルちゃんを初めて飼う時は不安でいっぱいでした。

このページでは、トイプードル・ティーカッププードルの飼い方や育て方を、初心者の飼い主様にもわかりやすくご紹介致します!

飼い主様と子犬ちゃんとの素敵な日々を安心して迎えていただく為に、どうぞ最後までご覧ください!

このページの目次

  1. 初めてトイプードルを飼う前に必要な準備
  2. 子犬のお迎え初日〜飼い始め1週間の注意点
  3. トイプードルのご飯
  4. トイプードルの適切なお手入れ方法
  5. トイプードルの飼い方でよくある質問
  6. 最後に

初めてトイプードルを飼う前に必要な準備

トイプードルをお迎えする為に、一番大切なのは飼い主様です!

ごはんやトイレ掃除に、お手入れ、お散歩、しつけ・・・
子犬ちゃんは勝手には育ってくれません、飼い主様の愛情が必要です。

飼いやすさNo1のトイプードルとはいっても・・・赤ちゃん犬を迎えるのは色々と大変。そんな時はご家族で役割分担をしましょう。
子犬ちゃんのお世話はサボれないのです!皆様で協力しましょう。
ライフスケジュールにあった役割分担をするのが子犬を上手に育てるコツです。

もちろん弊社スタッフもできる限りお役に立ちます!飼い方や育て方でわからないことがありましたら、弊社のアフターサポートまでお気軽にご連絡ください!

トイプードルの飼育説明書

弊社でトイプードルちゃんをお迎え頂いた飼い主様にはトイプードル専用の「飼育説明書」に加えて、専門家による日本一のアフターサポートを一生涯お付けしております。

それでは、ここからトイプードルの子犬をご自宅にお迎えするための準備や飼い方についてご紹介します。
子犬ちゃんが待ち遠しくてワクワクしますね。子犬ちゃんとの生活が目に浮かびます、「~ちゃんオスワリッ!」なんてね・・・

飼育に必要なものと選び方

必要なもの①:ケージまたはサークル

以下の最小サイズを参考にケージまたはサークルをご用意ください。

幅:90cm以上
奥行:60cm以上
高さ:74cm以上

ケージとサークルには以下のような違いがあります。

サークル

柵が8枚連結する「8面サークル」が一般的です。

四角形やL字型などスペースに併せて、形や大きさを自由に変えられます。

トイプードル用のサークル見本

広いものが多く、サークルの中で一緒に触れ合うことができ、片付けた時に場所を取らないといったメリットもあります。

床が無いためタイルカーペットが必要です。また、柵を登ってしまう子には天井を用意する必要があります。

ケージ

四角形で床が付いているケージが一般的です。

デザインが豊富で、ご自宅のインテリアに合わせやすい特徴があります。

トイプードルのケージ見本

柵と床が一体になっているため、天井を取り付けやすく、誤って動かしてしまうことが少ないメリットがあります。

サイズが決まっているので自由度が少なく、子犬の時期を過ぎて使わなくなった場合、保管場所の確保が必要です。

必要なもの②:キャリーケース

外からの圧力に強い、ハードケースタイプのキャリーケースにしましょう。弊社でお迎え頂く際にも必要です。

お出かけの時や災害時にも必要ですので、普段から慣れるようにしてあげて下さい。

トイプードルのキャリーケース

必要なもの③:ベッド

子犬の時期はトイプードルちゃんの状態をパッと見て確認が出来るように、平たい座布団タイプのベッドを用意しましょう。

汚してしまうこともあるので替えを用意しておくのはもちろんですが、ご自宅で洗濯出来るものがお勧めです。

トイプードルのベッド

必要なもの④:ご飯用のお皿

ひっくり返しづらい重みのあるお皿がおすすめです。 弊社では消毒をする為、耐久性の高いステンレス製のお皿を使っています。

トイプードルのご飯のお皿(ステンレスと陶器)

必要なもの⑤:給水器

ワンちゃんのお水はお皿からの方が飲みやすいですが、ホコリなどが入りやすいため、こまめに取り替えてあげましょう。

普段はお皿、お留守番や目を離す時、お出かけする時などは、給水器も取り付けましょう。

トイプードルのお水のお皿と給水器

必要なもの⑥:トイレシートとトイレトレー

サークルやケージの中に設置するのは「レギュラーサイズ」のトイレシートになります。

様子を見て室内を自由に放し飼いにしていくとなると、行動範囲に対してレギュラーサイズでは小さいので、「スーパーワイド(ダブルワイド)」をご用意ください。

トイレシートにいたずらをしてしまう子には、メッシュ付きのトイレトレーを用意してあげましょう。

トイプードルのトイレレギュラーサイズ

必要なもの⑦:おもちゃ

口に加えて遊べるサイズのぬいぐるみや、引っ張り合いができるロープ状のおもちゃがお勧めです。

完全に口の中に入ってしまうような小さいおもちゃは、誤嚥の危険があるのでご注意ください。

トイプードルのトイレレギュラーサイズ

安全な飼育環境の準備

必要なものが揃ったら、子犬ちゃんのお部屋となるサークルやケージの置き場所を決めましょう。

トイプードルのケージ内の配置例

皆さんが普段生活されるリビングがトイプードルちゃんも落ち着きやすいです。
就寝時用に寝室にもう一つ用意するのも1つの方法です。

またサークルやケージの中だけでなく、トイプードルちゃんを出してあげる予定の場所にはカーペットやタイルマットを敷いてください。フローリングなどのツルツルした床では足が滑って怪我の原因になってしまうため注意してください。

ケージの置き場所が決まったら、子犬ちゃんの目線になり、危険な物が近くに無いかよく確認をしましょう。下記に挙がっていないものでも、子犬ちゃんが飲み込んでしまいそうな小さい物はNGです!

トイプードルが誤飲・誤嚥しやすい危険な物

  • 薬品類
  • 洗剤類
  • 電源コードなど配線
  • アクセサリーなど小さな装飾品
  • ボタン
  • 電池
  • お子様のおもちゃ

トイプードルが近づいたら危ない場所

  • ストーブ
  • 階段などの段差
  • 家具などの鋭利な角

小型犬のトイプードルにとって、危険な物や場所は沢山あります。今一度お迎え頂くご自宅の環境をチェックしてみてください。

子犬のお迎え初日〜飼い始め1週間の注意点

子犬ちゃんをご自宅にお迎えした当日は、飼育環境の変化や移動で疲れてしまいます。

自分の体力の限界がわからない子犬ちゃんも多いため、元気に見えても低血糖になったり、疲れから免疫力が下がり風邪をひいてしまったり、お腹を下してしまうこともあります。

飼い始めの3日ほどはなるべくサークルから出さないで、ゆっくりご自宅の環境に慣れてもらいましょう。30分程度の運動は問題ありませんが、遊びすぎにご注意下さい。

初日から1週間ほどは体調を崩しやすいタイミングですので、「早く一緒に遊びたい」という気持ちをグッと抑えてよく観察してあげて下さい。

ご近所様へのご挨拶もお忘れなく

お迎え後数日間は不安のため、夜なきをする子犬もいます。
特に近隣と密接しているマンションやアパートにお住まいの場合は、ご近所に犬を飼うことを伝えて理解を得ておきましょう。

もし近隣で犬を飼育している方がいらっしゃったら、ご挨拶をかねて近くの信頼できる動物病院を聞いてみると、ご挨拶もスムーズにいくかもしれませんね。

また、賃貸住宅の場合は管理会社や大家さんにもお話を通してください。
賃貸契約上、ペット飼育可の物件でも、追加で敷金を支払わなければいけない場合もありますので、念のため賃貸契約書を確認してみてください。

トイプードルのご飯

トイプードルの子犬のドッグフードと缶詰

形状の種類として下記のものがございます。

  • ドライ
  • ソフトドライ
  • セミモイスト
  • ウェット缶詰
  • ウェットその他

ご飯の目的として下記のものがございます。

  • 総合栄養食(毎日の主要な食事としてあげることができる)
  • 間食(豚耳など固めで大きいおやつなど噛みたい欲求を発散するもの)
  • 療法食(治療を補助する目的であげる食事)
  • その他目的食(トッピングや栄養を補助するもの)

主食のフードは総合栄養食を選んでください。

総合栄養食とは、フード本体と水分のみで十分な栄養が摂れるとされるフードのことです。

また弊社でプードルちゃんをお迎えいただく際には、今食べているフードをお迎え時にプレゼントさせて頂いておりますので、すぐにご準備いただく必要はございません。

トイプードルの適切なお手入れ方法

お手入れ用品はすぐにはご準備頂く必要はございませんが、トイプードルに限らずにどんなワンちゃんにもお手入れは必要です。

トイプードルはシングルコートで抜け毛は極めて少ないのですが、巻き毛なので毛同士がとても絡まりやすいです。

いわゆる毛玉みたいになってしまい、なかなかほどけなくなってしまいがちです。
運命の出会いをした可愛いトイプードルです。
しっかりとお手入れをして、可愛らしい状態を保ちましょう。

※お手入れの基本は、痛くしないこと、無理矢理やらないことです。
毛玉を見つけると、ついつい一生懸命に「取らなきゃ!!」と頭がいっぱいになってしまいがちですが、プードルちゃんからすれば苦痛でしかなく、最悪ブラシを持つと逃げ隠れしてしまう子になってしまうかもしれません。

ご自宅でのお手入れは、気持ちよすぎてワンちゃんがウトウトしてしまう位、心地が良いものでなければなりません。時間がどれだけかかっても構いません。
優しくいたわる様にお手入れをしてあげてください。

トイプードルのブラッシング

ブラッシングのやり方

「スリッカーブラシ」と「コーム」を使います。

まずは体全体をスリッカーブラシを使い、優しくとかしていきます。

スリッカーブラシ

スリッカーブラシは先端が針金状になっているので、力を入れすぎると皮膚を傷つけてしまいます。
自分の腕に当てても痛くない力加減で、優しくとかしてあげましょう。

毛玉がある場合には皮膚を引っ張らない様に、被毛の根本を指で押さえ、スリッカーブラシで少しずつほどいてあげましょう。
急がず焦らず、優しく優しくほどいてあげましょう。

毛玉が出来やすい所は、耳の後ろ、足の内側、足の付け根などです。
ブラシを通して毛玉がないか確認をしましょう。

仕上げに「コーム」を使って、被毛の絡まりがないかをチェックします。

コーム

顔周り、手足の先、お尻周りなどは敏感な場所です。
スリッカーブラシがささってしまうと大変です。
デリケートな場所はコームでブラッシングをしましょう。
あくまで優しくです。

※汚れや匂い、被毛の痛みが気になる時はそれぞれの用途に合ったブラッシングスプレーを使うのもひとつの方法です。弊社では日頃からこまめにお手入れをしているので、被毛の痛みや匂いはありませんが、汚れてしまった場合にはその部分を洗ってあげています。

シャンプー&ブローのやり方

人間用のシャンプーは刺激が強すぎてしまう為、ワンちゃん専用のシャンプーとリンスを使用します。天然成分のみで出来ているものがいいでしょう。

※シャンプーをする前にスリッカーブラシで毛玉をほどいてください。
毛玉が水に濡れてしまうとさらにしまってしまい、切るしかなくなってしまいます。

まずは熱すぎない程度の温かいお湯で全身をよく濡らします。

トイプードルの全身をまず濡らします

泡立てたシャンプーを全体になじませ、指の腹で優しくマッサージしながら洗っていきます。シャンプーを流したら、次はコンディショナーです。

トイプードルをシャンプーで泡立てて優しく洗います

すすぎはシャンプーやコンディショナーが残らないように、ヌルヌルがなくなるまで流します。

トイプードルの全身からシャンプーを洗い流します

綺麗に洗い流したら、タオルで水気を十分に拭き取ります。自然乾燥はできませんので、ドライヤーでブローしながら乾かしていきます。

トイプードルのタオルドライ

ドライヤーはワンちゃんから20~30センチ離し、スリッカーブラシでとかしながら毛を伸ばしていきます。

目に熱風を当てすぎると、目がやけてしまい結膜炎などになってしまうので十分に注意して、ドライヤーとの距離をしっかりと取りましょう。

全身を完全に乾かし、最後にコームでもつれがないかをチェックできたらシャンプー&ブロー完了です。

トリミングサロンへの行き方

トイプードルは人間の髪と同じように被毛が伸びる為、定期的なカットが必要な犬種です。

ご自宅でのお手入れだけではなく、月に1度はトリミングサロンでの専門のトリマーに任せた方がよいです。

爪切りや顔の回りのカットは慣れれば自分でも出来るようになりますが、体全体のカットは素人には難しいです。

1ヶ月とは言わないまでも1.5ヶ月に1回はトリミングサロンに連れて行きましょう。

おしゃれカットだけでなく、毛玉などによる毛の負担や衛生問題などの健康管理にも有効です。

トリミングサロンの選び方で大切なのは、カットの腕前よりも、ワンちゃんを大切に扱ってくれることです。トリミングサロンは1日に何頭カット出来るか?が売上に直結するので、儲け主義のサロンではワンちゃんの扱いが雑になりがちです。

大事なご家族を預ける事になりますから、ワンちゃんを大切に扱ってくれるサロンを選んでください。

トイプードルの飼い方でよくある質問

お散歩や他の動物との触れ合いはいつから?

3回目の混合ワクチン接種から1週間ほど後がお散歩デビューの目安です。
お迎え頂いてすぐにはお散歩へ行けないので、お散歩用品はすぐにご準備頂く必要はありません。

お散歩デビューまでは、飼い主様が抱っこしたまま少し外をお散歩する程度でしたら問題ありませんが、他のワンちゃんなどとの触れ合いは避けるよう多頭飼いの飼い主様は良くご注意下さい。

トイレ等のしつけはいつから?

トイレトレーニングはお迎えしてすぐ始められます。弊社では、お迎え頂くすべての子犬ちゃんがお名前を覚える練習とトイレトレーニングを行っておりますので、初心者の方でもご安心ください。

短く呼びやすい名前はしつけの時に役立ちます。愛犬のお名前で迷っている方はトイプードルのお名前ランキングを参考にしてください!

外飼いやリード飼いでも大丈夫?

トイプードルは室内飼いのワンちゃんです。室内であってもリード飼いはお勧めしません。ワンちゃんは人間と同じように心がある生き物です。外飼いやリード飼いはせずに、ご家族の一員としてワンちゃんをお迎えできる室内環境をご準備ください。

共働きだけどお留守番できるの?

一般のご家庭にお迎え頂く頃にはお留守番は出来るようになっていますが、低血糖にはご注意ください。

子犬ちゃんにお留守番をお願いする日は、朝ごはんは早めにあげて下さい。朝ごはんは必ず食べてもらうようにしましょう。
お留守番の時間が長くなるようでしたら、お出かけの直前とご帰宅後にもご飯を食べさせてあげて下さい。
もし心配なようでしたらお留守番中の様子をご覧いただけるようにWEBカメラを設置するのもいいでしょう。

はじめての動物病院はいつ?

通常はワクチン接種のタイミングで初めて動物病院へ行きます。ワクチンの接種時期は子犬ちゃんによって異なりますので、お迎え頂く際にお伝え致します。

万が一怪我や病気をしてしまった時の為にかかりつけの動物病院を探しておくことは大切です。
かかりつけの動物病院ではワクチン接種やノミ・ダニ・フィラリア予防薬を処方してもらうことが主になりますので、ものすごく名医でないといけないわけではありません。
飼い主様の話をよく聞き、ワンちゃんの為を思って診察をしてくれる獣医師であることが大切です。お話がしやすい動物病院を選びましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?
ここまでご覧いただき、準備ができた方なら、もう大丈夫です。
あとは、運命のパートナーを見つけるだけです。

まだご不安がありますか? 大丈夫です。 弊社では子犬ちゃんをお迎え頂いた後も専門知識を持ったスタッフが一生涯アフターサポートさせていただきます。

弊社にはベテランのトイプードル専門ブリーダーをはじめ、獣医師、看護師、トリマー、栄養士、トレーナーと様々な知識を持ったスタッフがおります。

トイプードルブリーダー直送センタースタッフ オーシャンズの獣医師、看護師スタッフ

はじめてトイプードルをお迎えなさる方はもちろん、トイプードルを飼ったご経験のある方、現在飼われている方にもご安心頂いてトイプードルの子犬をお迎えできる環境と体制が整っております。

この機会に是非一度、日本一可愛いトイプードルちゃんたちのご見学にいらして下さい